LED合図灯 東邦産業は台東区東上野に本社がある昭和40(1965)年創立の安全・保安用品メーカーで,販売は秀和商事鰍ニなっています. 白光舎の新角形によく似たLED合図灯(型番:ST-1A)を供給しています. 鉄道会社名はシールの貼り付けによります. 同社の特許「三色切替手持合図灯」(特開2000-21203)の申請月日が平成10(1998)年6月なので, この前後から市場投入されたと考えらます. 単4乾電池式と充電式の別があり,専用の充電台は2台用と4台用が存在します. また,線閉区間用にオレンジ灯点滅のものも製作しています.(HPあり) 最近,薄型軽量(340g)のST-3A型がラインアップされ,アダブターにより従来の充電器も使えるようになっています. |
京王・競馬場線6867号運転台にて |
LED合図灯 JR東海では,平成11(1999)年に新大阪駅の開発チームにより「携帯型LED合図灯」が行われました. 多少の改良を経て平成15(2003)年から量産され,東海交通機械鰍ェ販売を行っており, JR東海管内各駅のほかに京成電鉄でも使用されています. 握り易く配慮された形状が独特で,「シャモジ型」の異名があるようです.(HPあり) |
新横浜駅・下り線詰所にて |
円筒型LED合図灯 相模鉄道で使用されている円筒型LED合図灯です. この合図灯は平成13(2001)年度に(社)日本鉄道運転協会の鉄道局長賞を受賞しており,車掌区が主体となって開発した製品です. 表示色は赤緑白の3色で,近鉄の合図灯と同様,全方位から視認できます. 頭頂部は一般のフラッシュライトのように点灯可能です.(HPあり) |
海老名駅にて |
LED合図灯 同社は平成7(1995)年の創立で,大阪府河南町に本社があります. LED合図灯に関しては,JR西日本と共同開発した充電式合図灯と,近鉄が開発した電池式合図灯の2形式を生産しています. 前者は平成18(2006)年から市場投入され,従来の角形合図灯を細面にした形状をしており,筐体がプラスチック製であるためIPX1防滴仕様を満たしています. 後者は市販のフラッシュライトとほとんど変わらない形状をしていますが,合図灯らしく赤青白の3色点灯が可能で, 白のみクリプトン球の使用です.こちらは近鉄車両エンジアリング鰍ェ実用新案登録(3423)しています.(HPあり) |
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JR西日本用 |
近鉄用(写真:どちらもアスカカンパニーのご厚意による) |